Benevento

 

ミュンヘンナポリ間の飛行機が小一時間遅れ、ナポリに10月1日の深夜に着きました。翌日は、受け入れ大学のあるベネヴェントを表敬訪問。受け入れのMaria教授がアルファロメオナポリから送ってくれました。

ベネヴェントは、ナポリの東、約60kmの場所にある都市圏人口6万人ほどの小都市ですが、かつてはアッピア街道(ローマ-プリンディジ間)の要衝としてトラヤヌス帝に愛された街。彼の凱旋門が残されています。その後は、ローマと対立したルンゴバルド(ロンバルド)王国の拠点が置かれるなど、イタリア半島の歴史上重要な街です。

 

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  <現在のベネヴェントは大学都市>

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   <シンボルの凱旋門は修理中>

 

受け入れて下さったサンニオ大学は、学生数5,000人の総合大学。お宅は何人かと聞かれ、10倍と答えたら呆れられました。学部は、法・経済・経営・統計の総合学部というところか。学部長先生にたどたどしいイタリア語で挨拶。

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<Maria先生は、ここで都市地理学・地域政策論を担当>

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   <Maria先生の研究室。片づいている!>

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<旧修道院が歴史博物館で、ランゴバルト族の鎧が復元されている>

 

昼は、ベネベントでラグーソースの地物パスタ、夜はナポリで名物の「カラマリとアンチョビのパスタ」に「鱈の香草蒸し」。ご馳走様でした。