Messa del Papa （教皇のミサ）

3月21日は、ローマ教皇フランシスコがナポリを訪問。プレビシート広場でミサを行いました。チュニス乱射事件後、初となるバチカン外でのミサであり、参加する群衆と、交通規制にテロ対策で中心市街地はとんでもない騒ぎ。滅多に無い（おそらく滞在中二度とない）機会ではありましたが、カトリック教徒では無い自分が「見に行く」というのもちと遠慮が。幸い？テレビが生中継するのでこちらを観ながら、洗濯やら、靴磨きやら、部屋の掃除やら。

（教皇は「Emigrazione è secondo classe?（移民は第二階層か？）」と突っ込んだ問いかけをし、彼らに希望ある社会を、とつないだ。貧困問題や所得格差に深い関心を寄せる教皇らしい発言である）

（プレビシート広場を埋めた大群衆。直線距離で2kmほどの拙宅にも、たまに音声が聞こえてきた）

（ミサの最中、ローマの空軍基地にチュニスのイタリア人犠牲者４名の遺体が戻ってきた。ＴＶは二元生中継となる）

地元紙のＨＰによると、教皇は朝ヘリコプターでナポリに入り、９時から子供たちとの対話、11時からミサ、昼食をはさんで午後はドゥオーモ（聖ジェンナロの奇跡の血で知られる）、ジェズ教会（カトリック擁護＝反プロテスタントの総本山）を回ったとのこと。現在TVは、ナポリ湾を望む景勝地ルンゴマーレで若者との対話集会に臨む教皇を生中継中。TVは「100 mila sul Lungomare ad ascoltarto（10万人の聴衆がルンゴマーレにいる）」と言っています。

3月末に学会で一時帰国予定です。うーん、準備から逃避している自分がいるな。