Berlino ① (ベルリン ①)

11月27日から12月6日まで10日間、ベルリンとアムステルダムデン・ハーグロッテルダムのオランダ諸都市巡検。せっかくイタリア語を集中学習したのだから、この時期にイタリアを離れることには抵抗もありましたが、今年はベルリンの壁崩壊25周年。とくに11月はメモリアル月(1989年11月9日に通行自由化)で、特別展やイベントが目白押し。ドイツの冬の風物詩・クリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)もこの時期から。また、ベルリンの「不法占拠」によるアート施設タヘレス(Tacheles)が2012年秋に閉鎖されたという情報もあり、その後の土地利用の状況も知りたかった。何より、北の街は冬が美しい。それこれあって、語学学校の「卒業旅行」は北へ!

出発日を1日間違え、27日の朝10時に「今日のゲート変更のお知らせ」メールをLufthansa航空から受取り、慌てふためいて準備し、12:05発の飛行機に飛び乗るというチョンボ。背に腹は代えられず、ぼることで悪名高いナポリのタクシーにお世話になったが、イタリア語で話したのが良かったのか、紳士的な運転手だったのか、規程運賃通りで空港着。市内から15分の空港はこういう時には便利です。

16時45分にベルリン中央駅着。北緯52度のベルリンは、この時間ですでに夕闇。

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(中央駅:Hauptbahnhofは、旧西ベルリンの「中央駅」Zooと、東ベルリンのAlexander Platzの中間に新設された。地上3階を東西方向に、地下2階を南北方向にそれぞれ列車が走り、中間の3フロアを商業施設が埋めるという面白い構造)

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(一番下の赤い列車が地下2階の南北ホーム、一番上の白い桁が東西ホーム)

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(中間階の商業施設)